中野 晃一 – 上智大学教授

中野晃一
上智大学教授

戦後50周年の節目に社会党の村山富市さんが総理大臣であったことを、かつて自民党の野中広務さんは「天の配剤」だったと述べました。それに対して、70周年となる今年、安倍晋三という人物が総理の座に居座っていることが、日本の戦後…

大橋 正明 – ヒューマンライツ・ナウ理事・JANIC理事

大橋 正明
ヒューマンライツ・ナウ理事、聖心女子大学教授、JANIC理事、日本NPOセンター副代表理事、アーユス仏教国際協力ネットワーク理事

車中で隣の人の足を踏んでも、踏んだ人は往々に気が付かないですが、踏まれた方は当然「痛い」と感じます。アジア・太平洋戦争で私たち日本が犯した人権蹂躙は、蹂躙された人たちが感じている痛みを基準に対応することが、必ず必要です。…

辛 淑玉 – 人材育成コンサルタント

辛 淑玉
人材育成コンサルタント

特定秘密保護法が施行され、情報の管理者を決める名目で、 「出自」が国家の敵とされることになった。 いつでも、「敵」として扱われる存在の一つが「在日」だ。 「良い韓国人も悪い韓国人も殺せ」と叫ばれ、国家のイデオロギーと大衆…

志葉 玲 – ジャーナリスト

志葉 玲
ジャーナリスト

昨年の夏、私はイスラエル軍の猛攻撃を受けていたパレスチナ自治区ガザにいた。避難民が集まる国連学校への攻撃、救急車や病院への攻撃、がれきの山と化した市街地…まさに戦争犯罪のオンパレードだった。ガザ取材を終え帰国した私を驚か…

「謙虚に歴史と現実を見つめよう―アジア・世界の平和と日本の岐路―」申 惠丰

申 惠丰
HRN理事/青山学院大学法学部教授、国際法・国際人権法

第二次大戦終結から70年。日本は戦後、廃墟から見事に復興して発展を遂げ、いわゆる先進国の一員として、人権保障を含む国連の活動への分担金支払い、途上国への開発援助を含め多方面で国際的に多大な貢献をしてきた。紛争解決の手段と…